【ボトルの種類】15リットル入り特大シャンパンボトルやマグナムワインボトル

実はこんなにある! シャンパンボトルのサイズは10種類以上!
デパートなどの販売店にいくと、ずらーっと並ぶワインボトルを目にしますよね。
一見同じような形、色で並んでいますが実はよーくみると微妙に異なる形をしています。 今回はそんなワインボトルの世界をのぞいてみましょう!
きっとあなたが知らなかったサイズなどがでてくると思いますよ。
ワインのボトルにも生産国によって様々な形がある
意外に知られていないことですが、ボトルの形状は基本的に産地ごとに規定があり、許可されていない形状のボトルで販売することは禁止されています。
※ので、特異な形をしたボトルで販売していることは見たことがないのではないでしょうか。
今回は代表的なボトルの種類をご紹介いたします。
ボルドー型ボトルの特徴と形状

ワインのボトルとしてとても一般的なものですね。これはボルドー型といい、フランスボルドー地方のボトルです。
長期熟成させる際にでる澱(オリ)というタンニンやポフェノールが結晶化したもの(体に害があるわけじゃないが、渋くて雑味)が注ぐときに入らないようにこのような形になっています。
色は、光の影響を受けにくいように濃い色をしています。
ブルゴーニュ型ボトルの特徴と形状

ボルドーのワインに比べてあまり長期熟成させることなく、澱などが少ないためなで肩をしています。
ブルゴーニュ地方で狭いスペースに無駄なく貯蔵(ワインを交互に入れられる)ようにこの形になったとも言われています。
色は薄い緑色をしています。
アルザス型ボトルの特徴と形状

背が高く、スリムな形をしています。色は濃い目の緑色のガラスです。次にでてくるドイツワインのボトルの形ににていますが、もっと細長い形です。
ライン型/モーゼル型ボトルの特徴と形状

ドイツのラインモーゼル地方のボトルを指します。
こちらも背の高いスリムなビンが特徴ですが、ライン地方は茶色、モーゼル地方は薄い緑色をしています。
ボックスボイテル型ボトルの特徴と形状

あまり見かけることが無いかもしれませんが、ドイツのフランケン地方特有の伝統のあるボトルです。
シャンパン型ボトルの特徴と形状

シャンパンやスパークリングワインをつくる過程において瓶内で発酵させた際、発生した炭酸ガスにより内圧が上昇します。これに耐えるボトルは肉厚ガラスでなくてはいけないためこのような形になっています。
そもそもなんで一般的なシャンパン・ワインボトルの基準は750ml?
さて、そもそもの話、なぜ750mlのボトル(一般的なサイズ)が普及したのでしょうか?
これは、イギリスとフランスに由来があると言われているのですが、イギリスで使われていた単位が「ml(ミリリットル)」ではなく「ガロン」だったことが理由のようです。
1ガロンは4,500mlを指しますが、12本を1ダースとして計算した場合に、ちょうど2ガロン分になるから計算しやすかったのではというのが有力です。
日本のワインサイズは720mlも生産されている!?その理由とは
そして、日本でつくられているワインで720mlボトルのものがあります。
これは、お酒を数える単位が1合(180ml)であり、4合瓶の焼酎ボトルが転用できるのが理由の様です。
シャンパン・ワインのボトルサイズの呼称と容量とどんな使い方されているの?

さて、それでは細かいサイズの呼称をみていきましょう。
カール 188ml(1/4本)
あまり見かけることがないですが、こちらは飛行機の中で出されるボトルサイズとしては一般的のようです。
ドゥミ・ブティユ 375ml(1/2本)
こちらはハーフボトルと言われているサイズですね。コンビニやスーパーなどではこのサイズ感で売っていることも多いです。
ブティユ 750ml(1本)
俗にいう(ボトル)です。こちらが一般的なサイズで流通しています。
マグナム 1,500ml(ボトル2本分)
ブティユ2本分のマグナムサイズです。これくらいのものであれば、たまに酒店で売っているのも見かけますね。



ジェロボアム 3,000ml(ボトル4本分)
ここらへんからはなかなか見かけることもありません。(笑)ボトル4本分がはいっています。
これくらいの量だと、10人くらいで飲む分にはインパクトがありますが、いかんせん注ぎずらいのがネックです。



レオボアム 4,500ml(ボトル6本分)
ボトル6本分ですが、もう書くこともありません(笑)
名前の由来は旧約聖書、北イスラエル王国の最初の王ヤロブアム1世だそうです。
※名前は旧約聖書から引っ張っているそうですね。
マチュザレム 6,000ml(ボトル8本分)
名前の由来は旧約聖書、伝説的な人物メトシェラだそうですが、あんまりよくわかりません、、
サルマナザール 9,000ml(ボトル12本分)
アッシリアの王シャルマネセル3世。
バルタザール 12,000ml(ボトル16本分)
名前の由来が新約聖書、三賢者の一人バルタザール、ここまでくると、16本分ですがもはやどうやって注ぐのでしょうか。 笑
ナビュコドノゾール 15,000ml(ボトル20本分分)
テタンジェ ブリュット・レゼルヴ ナビュコドノゾールという商品があるのですが、こちらが15リットルはいっているシャンパンです(笑)
値段は(378,540円(税込))です!
もはや、大規模パーティの催しでしかないと思いますね。。



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